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Earth Day Network 2005 Annual Report

故 ゲイロード・ネルソン氏 (1916-2005)へ寄せて

彼の助言と寛大な精神は、まだ始まったばかりだったアメリカの環境運動が成長し発展していく大きな支えとなりました。「すべての人にとって、毎日がアースデイであるべき」という考え方を生み出したのも彼でした。私たちと次の世代のために環境保護活動を続けるすべての人々の味方であり、教育者であり、偉大な闘士であった彼を、私たちアースデイ・ネットワークは、いつまでも忘れません。

★翻訳:山崎 せり奈?

CONTENTS


新しい世界への新たな方向性

1970年から、アースデイは地球規模のものに発展してきました。今となっては、あらゆるバックグラウンド、信仰、国籍を越えて、世界中で毎年同時に開かれている唯一のイベントです。毎年、5億人以上もの人々がアースデイに参加しています。

私たちアースデイ・ネットワークは、設立当時から環境活動の多様化と発展を推進する国際的NGOの第一人者として成長してきました。個人、政府、商業とひとつになって美しく健やかな環境を目指して、責任ある行動を働きかけていくのが私たちの役目です。

国内外の事業活動を通して、アースデイ・ネットワークは、草の根レベルでの活動を続けるグループや、市民団体などのパートナーとして、また、必要な物資、知識の供給源として、環境意識の向上、理解への呼びかけ、人員育成や、その他あらゆる分野で活動してきました。また、先生方や学校、大学などと共に、今日ある環境を保護し、向上していくための方法を若い世代に伝え、明日を担う環境管理官やリーダーになるための方法を教えていく機会を設けています。

アースデイ・ネットワークは、アメリカ国内にある3000を越える団体を含め、世界174カ国12,000件以上もの機関と提携し、ほぼ100,000人の教員が私たちの教育プログラムを通して多数の子供達に接しています。これらの任務を果たしていく中で、私達は次のような目標を掲げ、活動の基礎としています。

■環境に対する人々の関心を向上すること
■『環境』という言葉をもっと広い意味で伝えていくこと
■地域社会の交流
■革新的な環境教育プログラムの作成
■環境リーダーの育成
■国際的なパートナーシップの確立と、様々な団体同士の協力関係の向上
■環境教育プログラムへの協力者の確保
■世界中で開かれているアースデイの援助

“私達が平等な権利を追及することで、すべての社会に分け隔てない環境が生まれるでしょう。”ジュリアン・ボンド NAACP

★翻訳:山崎 せり奈?

アースデイネットワーク成年に達する

デニスヘイズ アースデイネットワーク議長、1970年第一回アースデイ全米コーディネーター

第一回アースデイが開催された1970年、我が国の都市居住者の大半は祝うことなどほとんど何にもないような状況におかれていました。彼らの住む地域は、頻繁に発令される“スモッグ警報”のため子供達は外で遊ぶことが出来ず、高速道路で寸断され、汚染された川は火を噴き、都市型鉛中毒の(有鉛ガソリンや剥がれ落ちたペンキを原因とする)健康への影響が発覚したばかりだったのです。住民の集結した憤怒は勢いを増し、2000万人の人々が第一回のアースデイに参加し、より安全で、より清潔で、より健康な世界を要求しました。彼ら自身の居住地の惨めな状況から最初の一歩を踏み出したのです。

最初のアースデイに引き続き、環境活動家達は結集し、環境問題における好ましくない履歴を持ったアメリカ連邦議会「汚れた12人」にリストアップされたうち7人の議員を失脚させるべく行動を起こしました。その年の終わりには、環境保護局が設置され、大気浄化法が連邦議会においてほぼ満場一致で可決されました。その後数年にわたり、河川、湖沼、飲料水、労働衛生、絶滅の危機に瀕する動植物を保護する法律などを始め、有毒廃棄物浄化法、鉱業規制、公共地乱用を制限する法律などが次々と作られました。共和党員であれ、民主党員であれ、反環境的な一票を投じることはすなわち政治的自殺に等しい行為になりました。

これら環境運動初期の勝利をおさめた数年間で成し得たことが今ではなつかしく思い出されます。過激な反環境主義の政治家が選出され、彼らが政治的展望を掌握している現状においては、多くの環境活動団体が会員数を増やし、専門分野の人員を雇用し、多額の運動資金を集めたにもかかわらず、勝敗においては負けるケースの方が多いのです。

当初のアースデイの連携は、保護管理論者、郊外の主婦グループ、労働指導者、大学教授、大学生、宗教指導者、アフリカ系アメリカ人活動家、ヒスパニック系団体、その他大勢を含む他に類を見ないほど包括的なもので、実際全米の小中高校からはあらゆる学年の生徒がアースデイに参加しました。アースデイは大胆かつ強力で、問題についてははっきりと表現しました。「いい奴もいれば、悪い奴もいる。」語彙は単純であり、ゴールは明確でした。「鉛を追放しろ。」複雑さや、あいまいさに混乱させられることはありませんでした。アースデイとは行動することだったからです。

時を経て、当初の連携にはほころびが生じ始めています。1970年にワシントンDCで高速道路建設に、セントルイスで有鉛ペンキに反対した地域の活動家達は多勢を占める主流派の環境グループの焦点が都市生活における環境問題から次第に野生生物保護におかれるようになった時点において合流しませんでした。

都市部の少数派は代わりに、近隣での有毒廃棄物処理業者や石油化学工場建設への反対行動では、地域を拠点とした団体に頼るようになりました。主流派グループが財源と権勢に恵まれ、はるかに潤沢である一方で、資金もなく、科学的、法的専門性にも欠く環境正義派グループは明らかな切迫状態に陥りました。

アースデイネットワークは「全ての人が有する健康的な世界に住むという基本的権利」を中心的な信条に専心しています。その活動が環境運動初期の数年間に想像もできなかったような変化を世界にもたらしました。この中心理念に乗っ取って、我々は今も地域に住まう人々全てに関係のある、包括的、効果的、強力な活動を築き上げています。

この核となる信条に従い、アースデイネットワークは新しい世代の環境活動家に活力を与え、行動を促し、教育するため日々活動をしています。また市民活動への参加を奨励するプログラムの開発においては、有色人種、若者、労働者を代表する幅広い層の有権者グループと協同しています。

米国内で、1970年代の環境運動の立ち上げに協力してくれた地域団体、並びに昨今の環境軽視によって最も深刻な影響を受けた地域の団体とも新たな連携を結んでいます。国境を越え、中国やウクライナといった国々においては、緊急を要する環境問題についての市民教育の支援にはじまり、環境問題を国内政策の議事事項に据え置くための協力をしています。我々の使命は、世界中のどこにおいても、環境活動を広め、深めることにあるのです。

我々は手探りで進んでいます。間違いをおかすこともありましたし、これからも恐らくこれまで以上に間違いをおかすでしょう。しかしながら、我々は臆病から失敗するのではなく、大胆すぎて失敗するのです。我々が今日直面する現実は、もっと広範囲な皆が共有する問題、各都市における健康的な居住環境構築のための地球規模再生可能エネルギー革命などを包含することを要求しています。それぞれの権利擁護団体が、規模の大小にかかわらず、地球という惑星の健康を守るために奮闘していますが、いずれ彼らに共通する動機について認識することでしょう。強固で、再び活気を取り戻した環境運動は世界各国の国会議事堂、投資銀行のパネル張りの役員室、市議会議場、立法機関において考慮されるべき勢力にならねばならないのです。

★翻訳:古宮美紀子?

私達はこれからどこへ行くのか

アースデイ・ネットワーク会長 キャサリーン・ロジャーズ

アメリカの環境団体は、20世紀の環境上の進歩の多くに功績が認められています。何故それらが成功したのかというと、環境問題にかかわる組織が政治的な力を手にしたからです。それは、自分達と来るべき未来の世代にとって、よりきれいで安全な世界という未来像を共有した精力的で献身的なメンバー達によって与えられたものです。

1970年に開催されたアースデイは、この啓蒙的な時代における触媒の働きをするものだと見なされています。そのアースデイの35年目の記念祭は、環境問題にかかわってきた無数の人々と、その35年に及ぶすばらしい功績によって、称賛と反省、そしてより明るい未来を計画することで記念されるべきはずでした。しかし、その代わりにこの日は、環境運動の現実的な将来のことや、その意義についての論争の泥沼にはまることになりました。この混乱は、気候変動や水不足、8万種以上に及ぶ人工的に合成された環境化学物質の存在といった、まさに私達の存在を脅かす、主要な環境問題の残り時間を指し示す時計の針が盛大な勢いで回っていることだけから起きたのではありません。2005年のアースデイはまた、環境運動のお通夜をそろそろ行うべきかどうかや、幾人かが言うエリート主義の成果について、さらには、より幅広い人々が評価し、受け入れることのできる未来像を、はっきりと表現することに失敗したことについての公開討論も注目されました。

こういった非難は、多くのアメリカの環境問題にかかわる組織が高齢化していることや、多様性に欠けていること、そしてそのメンバーは大抵、大半の低、中所得のアメリカ人、有色人、肉体労働に従事するブルーカラーの労働者や、その他の人々には大して重要だとは思えない、野生動植物の保護や土地の保全を気にかけている、といった事実に一部基づいています。要するに環境問題は、まだ環境団体に参加していないような多くのアメリカ人にとって、自分自身に差し迫っている最優先事項にはなっていないのです。どうしても私達は、環境問題をすでに知っている人やこれが問題だと確信している人にしか話しかけないこと、そして私達が、するべきことや運動を広げようとほとんど努力していないことを非難されてしまいます。

これに対して私達は、環境運動に生気を吹き込んで、意義のあるものにし続け、全てのアメリカ人の支持を得るためには、「環境」という言葉の定義を可能な限り広く受け入れなければならないと考えています。幅広い事柄を「環境」という言葉に含め、私達にとって何が重要かということを捕らえ直すことによって、自分の子供達の健康や、自分の地域社会の体力、そして自分自身の生活の質を深く心配している、より広い範囲の人々を環境運動に迎え入れることができます。これらの平凡な関心が、私達全ての人々を環境の守護者にするのだと、私達は示すことができるのです。

アースデイ・ネットワークの活動や計画の青写真は、海外で働く何千人もの私達のネットワークのパートナー達と、何十年も一緒に働いてきた長い経験から導かれています。アメリカ合衆国の外側では、わが国のそれのように、環境団体が資金や人材といった面で贅沢をするほどの余裕はありませんが、その一方で活動を狭い範囲に集中したりするような傾向もめったにありません。私達の環境運動のパートナー達は、環境問題以外にも、健康、経済発展、人権問題を手広く取り組んでいます。何故なら環境問題というのは、より広い人間の社会活動の行動パターンの中に現れる、必然的な部分だからです。自国の保全体制という意味でも、地球環境の保全に対する努力を促進するという点においても、彼らの功績は役立っています。

真の解決は、より広く、より多くのことを含んだ目標に取り組み、環境問題の脅威は私達全員にとって決定的に重要なことなんだと、誰もに教え、納得させることによってのみ達せられると、アースデイ・ネットワークと私たちの国際パートナーは久しく共に行動してきました。そんな私達の運動の進展にもかかわらず、実のところ、私たちの住む惑星は、私達がすでに引き起こしているダメージに我慢することができるという全世界に漂っている風潮に、私達はただ乗っかっているに過ぎないのです。

最初のアースデイが行われてから35年間の私達の行動は、国家の関心を引き起こし、環境問題への行動を起こすきっかけとなりました。今後のアースデイの立場は、この新しい千年紀の新しい現実に適応するべく、運動をより広げ、立て直そうと努力していくというものです。

★翻訳:島本 荘一朗?

アースデイネットワーク 国内プログラム

キャンペーン・フォー・コミュニティ:環境運動の多様化

アースデイネットワークは環境運動の見直しと多様化を率先して行います。2003年、私たちはキャンペーン・フォー・コミュニティという長期的な活動を行い、民主的な機関を使うことで健全なコミュニティーを築き上げました。キャンペーン・フォー・コミュニティとは、アースデイネットワーク、NAACP(全米有色人種地位向上協会)の全米有権者基金(NVF)、プロジェクト・ヴォート、南西部有権者登録教育プロジェクト(SVREP)、そしてたくさんのコミュニティ基盤の組織を含む、さまざまな団体の連合体です。

このコラボレーションの最初の二年のうち、キャンペーン・フォー・コミュニティは、有権者たちを各地域での展開や環境問題について教育し、行動を起こさせようという計画を立て、実際にそれを行いました。私たちは行政の成り行きにあまり反映されていない地域社会に焦点を合わせました。この国における都市の社会的構造基盤の崩壊で最も被害をこうむるのは、こうした地域社会なのです。アースデイ・ネットワークと私たちの協賛者たちは50万人ちかい有権者の登録を集め、100万人ものアフリカ系アメリカ人、ラテンアメリカ先住民、低所得や若いアメリカ人たちを11月2日の投票へ向かわせました。

2005年、アースデイネットワークはキャンペーン・フォー・コミュニティの第二段階に入り、低所得、または平均的な収入の人々が住む地域における市民参加の状況を、より活発にしようとしました。第二段階では、私たちが目をつけたいくつかの地域社会の一般の人々の知識や意識を高めることで、新しい環境/公衆衛生/地域発展の計画などについて、彼らにより権限を持たせようとしています。キャンペーン・フォー・コミュニティは、地域社会のリーダー、市民や学生を教育し、彼らの大きな関心事である家族、自立、こどもたちのためにより良い生活を築くことなどに主眼を置き、彼らがより地域社会の変革に係わっていくようすすめていきます。

キャンペーン・フォー・コミュニティは、健全な地域社会は市民権の要であるという前提と、人種、民族や社会的・経済的な身分に関係なく全ての人々が衛生的な環境に住む権利を持つという考えを積極的に取り上げてきました。私たちの目標は、有権者たちが自分たちの選挙参加と市民の生活が、日々の暮らしにとって最も大切な要素であると考えるようになることです。

カリフォルニア野火再生プロジェクト

アースデイネットワークは、2003年にカリフォルニア南部の広い範囲で大きな被害をもたらした野火をうけ、カリフォルニア野火再生プロジェクトを実行しました。ホーム・ディポ社の惜しみない援助を受け、アースデイネットワークと協賛者たちは、地域の都市部の木が不足していることや火災の被害を受けた生態系に世間の目を向けさせることで、野火のあった地域の森林を復活させるというプロジェクトを実行しました。アースデイネットワークはカリフォルニアの住人やホーム・ディポで働く人々に樹木、地被植物、その他の植物を植えて生態系のダメージを軽減するというボランティアの機会を提供し、火災に遭ったコミュニティを援助し、そして人々に樹木のありがたみを知らせたのでした。このプロジェクトは、コミュニティを美化し、再建しようというポジティブで建設的な活動に一般の人々の注目を集めました。今までのところ、プロジェクトは被害を受けた地域のうち1000エーカー以上を再生しています。

コミュニティ再建のための協力

アースデイネットワークの「コミュニティ再建協力」プログラムの主眼は、公園や居住地の周辺を、住人にとってより健全で親しみやすくすることにあります。また、この全国的なプログラムは長期的な財政管理やサポートをかため、ホーム・ディポ社やK-12市民教育プログラムや様々な人材との協力関係を築くことで、アメリカの都市や近郊にある公園を持続可能にしていくことでしょう。

アースデイネットワークはこれまでにいくつかのコミュニティの公園を管理しており、また、各地域の公園の管理機関やコミュニティグループと積極的に協力し、若い人たちが自分たちの地域の公園を活性化し、維持していくように彼らを教育・養成していくつもりです。

★翻訳:芹沢みえ?

未来の環境リーダーの教育

アースデイネットワークの幼稚園から高校三年生を対象とした環境教育プログラムは画期的な第一歩であり、革新的な教育ツールや情報を提供し下記の推奨を促しています。

■市民の参加
■環境の知識の向上
■環境に対する個人の責任

教育者ネットワーク

アースデイネットワークの教育者ネットワークは2003年の春に始まり、国内85,000人以上もの教師を含み、14,000人がEDNのTeacher's Corner(「教師の広場」:教育者のためのオンラインコミュニティとしての役割を果たす双方向的なウェブサイト)に登録しています。登録した教師は市民参加と環境意識の向上を兼ね備えた教育的な資料や情報を入手できます。また、教育者ネットワークは、生徒の環境意識を向上するために教室でできる演習のアイディアや、毎日アースデイを祝福する方法、そして環境教育に関連した情報が掲載されたe-ニュースレターを毎月提供しています。

“アースデイネットワークのジェパディゲームは大好評でした!担任の5年生と6年生のクラスはあまりにもこれを気に入ってその後にチャンピオンシップや賞品を出してやったほど!”キャシー・アンダーソン、ディスカバリープラスアカデミー、ピマ、アリゾナ

アースデイ環境教育の授業と演習

アースデイネットワークは、毎年革新的で双方向的な環境授業や演習を様々な学年のレベルに合わせてアースデイに発表していますが、この内容は年間を通していつでも教師が利用できるものになっています。アースデイ2005には、EDNは教師の広場にて「ボビー・ビッグフット環境維持演習計画ページ」を作成、公表しました。このページはあらゆる年齢の生徒に環境維持と意識について教えることを目的にしたレッスンを主に取り上げています。

あなたの水には何が入ってるの?

2003年にアースデイネットワークは、「あなたの水には何が入ってるの?」という水品質プロジェクトを立ち上げ、教師へのガイドと水を検証するセットを提供しました。このプロジェクトに参加した生徒は地域の水の品質を検証し、その結果を両親、地域クラブや地元の役人に報告しました。

ボビービッグフット:環境の足跡 子供クイズ

2004年にはアースデイネットワークは小学生、中学生への環境維持についての教育を目的に「ボビー・ビッグフット:環境の足跡 子供クイズホームページとカリキュラム」の作成に携わりました。エコロジカル・フットプリント・キッズ・クイズは日々私たちが使用している資源の量を取り上げ、自分たちが地球にどれだけの影響を与えているか理解しやすくします。参加するクラスの学年のレベルや分野にあわせた内容のレッスンを提供しています。

環境ジェパディ

アースデイネットワークは2004-2005年度の前期、後期において15,000人の教師に対して2つの環境ジェパディのレッスンを作成し、提供しました。環境ジェパディは生徒の日常生活と環境との関係を積極的に考えるように考慮されています。レッスンにあるゲームの内容は、思慮のある消費、環境の維持、地域参加、そしてリサイクルの利点について紹介しています。

“私たちの学校でアースデイをどうやって祝うか考えるときに何度もこのウェブサイトでアイディアをもらいました。検索も簡単にできるし、素晴らしいサイトです。ありがとうございます。」”マリア・ムガル、マリタイムムスリムアカデミー、ハリファックス、ノバスコシア、カナダ

★翻訳:大石 千枝?

アースデイネットワークは地球規模の影響力を持つ団体

アースデイネットワークは世界規模で環境問題を提起する、中心的な力を発揮しています。ネイジェリア、ヴェネズエラ、中国やトルコなどの174カ国で、私たちのネットワークに属する団体数は1万2千を超えています。

世界中で民主化を確固たるものにするための活動

アースデイネットワークとウクライナのNGOパートナーは協力し、『オレンジ革命』の市民運動を展開しました。2005年4月23日『緑の革命、オレンジ革命に出会う』(緑とは環境問題を指す)というイベントを催し、終日がかりの環境プログラムを組んだのが特徴的でした。このイベントは、民主主義が萌芽しつつあるウクライナでの市民運動を、環境問題の分野で正しい方向に牽引したといえるでしょう。15万人もの来場者数に加えて、日々気にかけてきた環境問題を発言する自由が保障されたからです。

中国の水問題に関心を集め、解決に導くための活動

アースデイネットワーク中国は、教育システムの構築と、自国の深刻な水質汚染を住民や学校で広く知ってもらう課題に、集中的に活動しています。一緒に活動しているのはGVB(北京の農村組織)という組織で、アースデイネットワークの代表的な水問題に関する2冊の冊子(〈あなたが使う水には、どんな物質が入っているでしょうか?〉〈CDC−安全な水道〉システム)をGVBの下部組織向けに発刊しました。これを使い、首都北京を中心としたさまざまな場所で、『自分たちの水源を守り、水源の汚染を浄化するにはどうしたらいいのか?』組織のメンバーを教育しています。2005年には、中国アースデーのメインイベント(北京市のソニー環境パークで開催)にデニス・ヘイズ氏を招聘しました。2日間のイベントの目玉は、アースデイネットワーク中国とGVBの共催で特集TV番組を作成し、中国全土の2億以上の家庭に配信されたことでしょう。この特集番組で、特に子どもたち(の健康問題)に関ってきている水質汚染の指標を具体的に示したことで、国民が水質汚染を防ぐ行動を起こそう、という気持ちになったのではないでしょうか。番組はCDに変換され、全中国で配布されることになり、地方の学校にも配る予定です。

世界環境デー:緑あふれた都市の構築

2005年にサンフランシスコ市が招聘地となり、国連環境プログラムの世界環境デーが開催されました。世界の大都市の市長らを招き、エネルギー問題や交通、緑地インフラ、生物多様性といった都市特有の問題を話し合い、国際的な合意点を導くための会議です。アースデイネットワークは世界でもっとも過密といわれる、北京、カラカス、キエフ、カンパラなどの大都市から来た15のNGOとともに、5日間の会議に出席しました。

欠乏する真水を分配するための中東での活動−協力と相互理解を通して

アースデイネットワークは中東に於いて、清潔で持続可能な水行政を見極め展開するために、地元団体に協力し援助活動をしています。地元NGOと共催で2005アースデーサミットを開催。イスラエルの様々な環境団体が、協同(コラボレーション)とその効果について話し合う場を提供することができました。そればかりではなく2004年には、イスラエル、パエルチナ、ヨルダンで9箇所に『節水エコスクール』の再建や新規開校を支援したのです。『節水エコスクール』には節水器具と排水設備が備え付けられていて、水周りのシンクや排水だまりの排水を再利用したり、雨水を利用して校庭(の花壇?)に給水しています。

★翻訳:西郷敦子?

インターナショナル・フェローズ・プログラム

2003年アースデイで、アースデイネットワークは「インターナショナル・フェローズ・プログラム」を世に送り出しました。ワシントンDCのオフィスで、世界各地から環境保護、または社会のために活動する人々が働くことにより、アースデイネットワークは、私たちの個人間の、またそれらの組織間の友好関係を拡大しています。

生きるための水についての活動

2003年アースデイで、アースデイネットワークは地球各国からの民衆と多国籍パートナーとともに「ウォーター・フォー・ライフ」の地球規模の運動を始めました。「ウォーター・フォー・ライフ」は三つのイニシアティブを含んでいます。すなわちそれは「テン・サースティ・チルドレン(10人ののどの渇いた子供たち)」と「コーポレート・ウォーター・チャレンジ(法人の水に対する挑戦)」と「コミュニティ・エンバイロンメンタル・ヘルス・アセスメント(地域の環境による健康評価)」の3つです。

テン・サースティ・チルドレン(10人ののどの渇いた子供たち)のための活動 ─ 「テン・サースティ・チルドレン」イニシアティブは世界の水問題と10カ国出身の10人の子供に及ぼされる影響にスポットを当てました。それらの話題によって、多くの人々が影響を受けている悲惨な水の状態について、人々の顔を向けさせることとなりました。アースデイネットワークは、パンフレット、ポスター、ビデオ、地域のガイド、学校のカリキュラムも含めた教材の範囲を、そして水に関係する子供のための活動を発展させました。

コーポレート・ウォーター・チャレンジ(法人の水に対する挑戦) ─ コーポレート・ウォーター・チャレンジは新鮮な水供給を保護し守るための企業の取り組みを鼓舞しようとしています。そのイニシアティブは、それらの生産過程や関連する供給チェーンにおいて、水の消費や排水汚染を減らすように法人に動機付けを与えます。

コミュニティ・エンバイロンメンタル・ヘルス・アセスメント(CEHA) (地域の環境の健康査定) ─ 2003年アースデイネットワークは、ステイクフォルダーに彼らの地域の環境の健康状態を議論し調査して、さらに地域の環境に優しいことを推進する一連の活動を展開させることをさせる計画をもった「コミュニティ・エンバイロンメンタル・ヘルス・アセスメント(以下からCEHA)プログラムを始めました。アースデイネットワークは議論するための題材についての情報を供給するハンドブックや査定をする方法、活動計画をつくる方法についての案内などの資料を進展して作りました。

アースデイ・ネットワークと世界保健機関

アースデイ・ネットワークは「子供のための健全な環境についての協定」(HECA)の進展活動に活動的に参加しています。HECAはWHOによって設立され、知識を供給し、政治的な意思を強め、資源を流通させ、急を要する活動を促進することにより、子供たちが住み、学び、遊ぶ環境から生じる子供の健康にとって環境による危険を減らすことを目的とする、世界規模の協定です。

★翻訳:入江明日香?

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アースデイ(地球の日)は4月22日、毎年Earth Dayの期間には世界各地で持続可能な社会を表現する、自由なイベントやアクションが行われています。
アースデイJPでは、多様なコミュニティーが開催する、日本各地のアースデイー情報を発信しています。

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